自己破産の基礎知識!!

債務整理、借金整理をお考えの方。自己破産をお考えの方。自己破産の申立をする上で、必要な情報を載せました。平成22年6月18日から貸出総量規制がはじまり新たに借金ができなくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
債務整理として自己破産を検討されている方、借金相談のご参考にしてください。

司法書士 杉山 浩之
東京司法書士会 
登録番号4396号
認定番号901010号
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自己破産の基礎知識!!


債務整理、借金整理の方法に、自己破産という手続きがあります。

自己破産とは、債務者が分割支払いなど支払不能、または、法人については債務超過となった場合に各地方裁判所に申立し、資産が清算される代わりに、借金、債務の支払いが免除される手続きです。借金を支払いしたくないからという理由で、自己破産の申立ができるものではありません。

支払不能であるかどうか、現在、業者から請求されている借金を利息制限法の利息に引き直し、減額した上で、手取り収入から分割返済、つまり任意整理できるかどうかで判断されます。借金150万円で支払い不能の方もいらっしゃれば、借金250万でも支払い不能ではない方もいらっしゃいます。
つまり、任意整理ができない場合に、自己破産の申立を検討することになるかと、思います。

借入金額が少なく分割返済が可能な状況では自己破産は、難しいかと思われます。

そして、この場合、債務者の財産を債権者に対して公正に分配するとともに、一定の債務(非免責債権)を除いて支払義務が免除される手続きです。

自己破産を申立し、資産をもって破産手続きの費用を支払うのに不足すると認められるときには、破産手続開始と同時に手続きが終了する場合、同時廃止となります。

この場合には、破産管財人への予納金は発生しません。

これに対して、破産手続開始の決定と同時に破産管財人が選任され、破産管財人が財産を換価し債権者に配当する手続きが、破産管財人選任事件と言われます。

この場合、破産手続きの費用、破産管財人への報酬が発生することになります。

これは、事務所報酬とは、異なります。

破産管財人への予納金は、破産管財人の口座に直接、振込みすることになります。

免責許可の申立があり、(破産手続開始の申立をした者は、原則として同時に免責許可の申立があったものとみなされます)、かつ同時廃止決定があったとき、免責申立について確定するまでの間、強制執行することはできず、また、すでになさらた強制執行は中止されることになります。

例えば、給料の差押などを停止させることができますので、できる限り早めに自己破産の申立をする必要があります。

平成22年6月18日からは、貸出総量規制がはじまりました。ただし、住宅ローン、銀行のカードローン、自動車ローンは対象外です。

新たな借入が難しくなったり、借金の返済が困難になられた方、債務整理として、自己破産を検討してみてはいかがでしょうか?


弁護士、司法書士に自己破産の依頼をした後の注意点。

弁護士、司法書士に債務整理の依頼をした後は、すべての借金の返済を止めなければならない。
偏頗弁済となり、免責不許可になりかねません。
会社からの借金であったり、友人からの借金であっても、一部の債権者に返済することは偏頗弁済となり、免責不許可になりかねない。


弁護士、司法書士に債務整理の依頼をした後は、新たな借入もしてはいけません。
返済の意思なく借入したものとして、詐欺破産罪に該当し、免責取り消しになることもあります。


自己破産を弁護士、司法書士に依頼した後、受任通知により貸金業者の督促が止まり、安心して、自己破産の申し立てに必要な書類の収集を怠る場合があります。
督促が止まったとしても、借金問題が解決したわけでもなく、書類の収集を怠り、弁護士事務所、司法書士事務所との連絡もしないようになると、最悪、弁護士、司法書士から、信頼関係の破壊を理由に辞任されることもありますので、要注意です。


債権調査で過払い金が発生した場合、過払い金も資産である以上、破産財団に組み込まれ、20万円以上の過払い金を回収した場合には破産管財人によって精算されることになります。
しかし、実務上は、回収した過払い金は、滞納した税金であるとか、弁護士、司法書士の報酬など財団債権の支払いに充当されることも認められています。



自己破産Q&A

自己破産についてよくある質問を集めてみました。

自己破産Q&Aその1
自己破産したら、仕事で使っている、10年前に購入した自動車も処分されてしまうのでしょうか?

自己破産Q&Aその2
自己破産の申立書に添付する書類はどのようなものがありますか?

自己破産Q&Aその3
ギャンブル、浪費で、借金を膨らませてしまいました。自己破産した場合、免責の決定がおりますか?

自己破産Q&Aその4
現金30万円があります。自己破産すると、清算されてしまいますか?

自己破産Q&Aその5
会社からの借金があります。会社に秘密に自己破産をしたいのですが?

自己破産Q&Aその6
保証人がついている借金があります。保証人に迷惑をかけずに、自己破産できますか?

自己破産Q&Aその7
友人からの借金があります。友人からの借金だけは支払いしたいのですができますか?

自己破産Q&Aその8
破産手続開始の申立てをすると,年金が打ち切られることはないですか?

自己破産Q&Aその9
破産手続開始の申立てをしたことが勤務先に判明することがありますか?

自己破産Q&Aその10
どのような場合、破産管財人が選任されますか?

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